認定特定非営利活動法人四国自然史科学研究センター

四国の野生生物を調査研究し、記録を残す!

団体概要・活動概要

平成15年4月に須崎市に事務所を構え活動をスタートし、平成25年8月に認定NPO法人となりました。

活動の目的は、四国の野生生物について調査研究し、得られた情報を用いて人と野生生物との共存の方法を模索することです。

この目的を達成するために、四国に生息する生物調査を実施して、何がどこにすみ、どんな生活をしているのか、人との間ではどのようなことが起きているのかを把握しています。他団体との共同研究も積極的に展開していて、四国山地のツキノワグマ調査をWWFと行ったり、人間が作り出した毒物が野生動物の体に蓄積される状況の把握を、愛媛大学沿岸環境科学研究センターへ資料を提供したりしています。

得られた結果は、日本哺乳類学会、土佐生物学会などで発表したり、当センター会員向けの学術雑誌「四国自然史科学研究」に掲載したりしています。また、講演会や自然観察会を開催して広く社会へ発信するとともに、他団体が開催する講演会などに講師として出かけたり、高知大学で非常勤講師を行い、調査研究活動の成果を講義や実習内容に反映させたりしています。さらに私たちの活動を深く知ってもらうことを目的に研修生の受け入れをしています。毎年、高知大学大学院生および高知工科大学から10名程度をインターンシップ生がやってきます。

活動の過程で得られた文献資料や生物標本は整理、保管しています。これらは一般に向けて公開しています。これらの資料は越知町横倉山自然の森博物館収蔵庫と越知町の廃校となった小学校をお借りして、収蔵しています。これらの資料は、越知町横倉山自然の森博物館の企画展で利用したり、四国内で博物館がない市町村の小中学校を会場に行う学校移動博物館などで利用したりしています。

現在、事務局職員は5名(正職員4名・嘱託職員1名)です。活動は職員だけでなく、多くの方の協力を得ながら進めています。活動の参加者は生物研究者だけでなく、小中学校の先生、大学院生、大学生、高校生、中学生、小学生そして一般社会人など幅広い方が参加してくれています。とくに四国産生物標本を作製する活動には多くの方が参加して、四国の自然の歴史の証拠を残しています。これまでの活動で、四国産生物標本は1000点を越えました。四国屈指のコレクションとなっています。

四国の自然史科学に興味をお持ちの方、ぜひ、活動に参加してください。

事務所

住所

〒785-0023高知県須崎市下分乙470-1新荘公民館内

電話・Fax

0889-40-0840

ホームページ

http://www.lutra.jp/

フェイスブック(ログインしなくても閲覧できます。日々の活動を紹介してます。)

https://www.facebook.com/lutra.jp

ツキノワグマ

設立10周年記念シンポジウム「四国の自然は、いま2012」

標本作製会

寄付金の活用方法

以下の、6つの活動に活用させていただきます。

1.四国の自然の歴史を記録・蓄積して、紹介する自然史博物館を設立するための活動

2.四国のツキノワグマ保護活動

3.アライグマやソウシチョウ、ウシガエルなどの外来種対策活動

4.イノシシやニホンジカ、ニホンザルなどが引き起こす農林業への被害対策活動

5.怪我をしたり病気になったりして保護された鳥や動物の治療と野生復帰活動

6.調査して分かったことを、講演会やシンポジウム、博物館での企画展などで紹介する活動

寄付方法

〇郵便振替でのお振込み

口座番号 01630-9-13133

口座名称 NPO法人 四国自然史科学研究センター

備考:お振込みの際、通信欄に寄付金とお書き下さい。また、プロジェクトを指定していただければ、そのプロジェクトで使用いたします。

[寄付案内のURL]

URL:http://japangiving.jp/npo/1616

問い合わせ先

[住所]高知県須崎市下分乙470-1新荘公民館内

[電話]0889-40-0840

[e-mail]sion@lutra.jp