NPO団体の皆様へ「寄付の集め方」

 

NPO団体は、たくさんの人が応援してくれることで充実した活動となり、さらに継続して活動することができます。寄付募集は、事業を効果的に実施するための財源戦略の中の一つです。

次の(1)~(3)のステップを通じて、寄付を効果的に集めるための方法を考えてみましょう。

 

(1)寄付プログラムの検討

寄付について考え、寄付者が寄付したくなるプログラムを作りましょう。

・目的は何ですか?
・目標金額はいくらですか?
・継続的な寄付ですか? キャンペーンやイベントにしますか?
・どんな方法で集めますか?
・直接集めますか?すでにある仕組みを活用しますか?
・特典やお礼はどうしますか?
・寄付を集めるコストはどれくらいですか?
・広報や案内の方法はどうしますか?

相手の立場に立ち、心を動かす寄付プログラムを作りましょう。画像や図などで、寄付を具体的にどのように活かすのか、分かりやすく説明することも必要です。

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「寄付がほしい」だけでは寄付は集まらないバゥ

(2)多様な寄付の方法

時代の変化に伴い、寄付プログラムも多様化しています。募金以外の方法も考えながら、相手方に届くプログラムを選びましょう。

・賛助会員募集(マンスリーサポーター)
・企業や団体、個人からの直接寄付の依頼
・募金箱
・期間限定の寄付キャンペーン
・イベントによる寄付募集
・クラウドファンディング
例: Readyfor?、ジャパンギビング
・企業や団体の寄付プログラムの活用
例:ホンデリング(古本を活用した寄付)、gooddo(SNSを活用した寄付)
・遺贈
・物品やサービスの提供など金銭以外の寄付

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自分達にあった「寄付プログラム」を選ぼう!

(3)寄付を効果的に集めるための3つのポイント

1 組織の身の丈を考えながら寄付募集を行いましょう。

2 広報や未来の支援者の開拓、ボランティアの巻き込み機会など、寄付金以外の効果も考えてプログラムを作りましょう。

3 責任を持って事業を実施し、寄付金の使い道について事業報告やお礼状で報告し、次の支援につなげましょう。

 

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「背伸びしない・急ぎすぎない・感謝と報告を忘れない」の3つが大切バゥ!