令和7年度「域学共生連携拡大会議」開催
【実施日:2025年12月23日】
高知県立大学では、産官学連携組織として、センターの取り組みや地域に根差した研究を推進しており、平成28年度から「域学共生連携会議」を開催、平成29年度開催の第3回以降は「域学共生連携拡大会議」として、参加対象を拡大し隔年開催で、関係機関等と大学との連携事例(連携可能な事例)や教職員の地域での活動状況を広く知っていただきたいと願い開催しております。
本年度も、本学の取り組みや地域に根差した研究をさらに推進し、大学との連携を希望する県内自治体及び関係団体等との情報共有や協力関係の構築・強化を図るため、「域学共生連携拡大会議」を開催いたします。 皆様のご参加を心よりお待ちしております。
日時
令和7年12月23日(火)13:30~15:00(13:00~開場)
場所
高知県立大学 永国寺キャンパス 教育研究棟 4階
内容
第一部 連携報告会 (地域教育研究センター長 宇都宮 千穂 教授)
第二部 テーマに分かれて連携事例(連携可能な事例)を発表します。
対象
どなたでも参加可
申込方法
事前Web申込制 ▷こちらをクリックして、Web申込をお願いします
申込締切
令和7年12月21日(日曜日)
タイムスケジュール
第一部 13:30~13:45 連携報告会 (地域教育研究センター長 宇都宮 千穂 教授)
第二部 13:50~15:00 連携の種 ※以下の3つのテーマにわかれ、各2名の講師から発表
| 時間 | テーマ | タイトル | 講師名 | 内容詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 13:50~ 14:20 |
デジタル |
子育て期にある家族を対象としたハイブリッド看護 |
看護学部 岩﨑 順子 講師 |
子育て期にある家族への看護について、状況に応じて柔軟に対応可能なハイブリッド型看護(遠隔コミュニケーションを通じて提供される看護と対面による看護等様々な方法をMixさせた看護)の可能性について考えていきます。 |
| 若 者 | 地方自治は地域活性化の万能薬か?:政策争点と対立 | 文化学部 吐合 大祐 講師 |
日本、特に高知の地方自治の現況を実証分析により示す。現況とは、①全国各地に存在する地域課題(数・内容)、②地域課題をめぐる対立争点のあり方、③対立が存在する地域課題が地域社会のこれからに与える影響、の3つである。 | |
| 身体づくり | 成長期のアスリートの体づくり支援について | 健康栄養学部 竹井 悠一郎准教授 |
高知県内のサッカークラブAのジュニアユース選手を対象に食教育の支援を行っている。その事業の内容をご紹介したい。 | |
| 5分間の休憩(この間に参加するテーマを移動していただいても構いません) | ||||
| 14:25~ 14:55 |
デジタル | 21世紀の地域情報デザイン構想 |
総合情報研究センター |
従来の地域情報は、観光案内や行政情報など、一方向的な発信にとどまってきました。 しかし近年、デジタル技術の発展により、地域の文脈――すなわち人々の記憶、文化、生活の知――を多層的に共有し、再構築することが可能になっています。 地域情報を備えたAI、3Dアーカイブによる空間的記録、GISとライブカメラを用いたリアルタイム可視化、防災DXや衛星通信などの事例を紹介し、これらを通して地域社会におけるデジタル実装の新たな方向性を提示します。 |
| 若 者 | 実習を通した関係人口の構築について | 地域教育研究センター 秋谷 公博 准教授 |
域学共生実習等の事例を通して、関係人口の構築について検討する。 | |
| 身体づくり | 日常生活の「歩き方」から考える健康づくり | 地域教育研究センター 高徳 希 准教授 |
「歩き方」を測ることの意味、日常生活の行動からの気づき、身近な拠点での定期的チェックのススメについて発表します。 | |
| 14:55~ | 閉会のご挨拶(そのあとは、名刺交換などフリータイム) | |||